【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート 2023.8.28
ついに千葉県流山市で毎週平日にラグビーの試合ができる環境が整いました。
GREATHAWKS
本日の練習は残暑厳しい中、予定通り17:00からスタートしました。暑さ指数(WBGT)は16:00時点で28.9℃でした。前回の練習(7月)同様、練習前は日陰で過ごし、水分補給を小まめにとるようにしました。子どもたちは夏休み中ですが、練習の再開を楽しみにしていた子どもが多く、スタッフ一同とても嬉しかったです。
7月に開催された流山グレイトホークスの初試合「文京ラグビースクールとのフレンドリーマッチ」に参加した子どもたちは、自信がついた様子でした。試合の次の日、ご家庭の事情で参加できなかった子どもたちに、「仲間がとても頑張っていた」「今までの練習で試合ができる」ことを伝えた時、子どもたちの目がキラキラと輝いていたことを思い出します。
そのようなこともあり、本日はフルコンタクトのゲーム(試合)を行いました。夏休みの期間約1ヵ月間のブランクがあったため、安全面を最優先し、ゲーム直前の練習では今まで練習してきたタックルの練習を行いました。特にタックルする肩と目線(頭)について意識する練習をしました。驚いたことに、ほぼ全員がカラダでしっかりと覚えていて、他の子どもたちのタックル練習の際も「右肩!」「左肩!」と周りから声を出していたのが印象的でした。
ゲームは、参加した子どもの人数と学年の関係から、6人制としました。7分ハーフです。ルールを覚えていないお子さまも多数いますので、ゲーム中にレフリーが都度ルールを解説しながら実施しました。安全面を最大限に考慮した上で、実践を最優先する練習スタイルが流山グレイトホークスの特徴です。練習のための練習は一切せず、常にゲームができる環境を準備しています。
ゲーム(試合)では、子どもたち個々人が持つ”強み”が存分に活かされていました。足の速い子はボールを持つと積極的に勝負していました。コンタクトプレー(当たる等の行為)が得意な子は果敢に当たりにいっていました。パスが上手な子は、相手をしっかりとひきつけてパスをしていました。子どもたちの弱い部分(課題)もたくさんありましたが、できたこと、できなかったこと、仲間の良いプレーや姿勢、そして自分がやりたいことを大切にこれからも指導していきたいと思います。
前半と後半の終了後に子どもたちだけで集まり、良いプレー、改善した方が良いプレーを話し合ってもらいました。子どもたちの声は、「声を掛け合おう」「タックルしっかり入ろう」「XX君は足が速いから注意しよう」「取られても気にするな」等。
試合後、コーチやレフリーに実際に起きた試合の一プレーについて、数名の子どもたちがルールを確認しにきてくれました。スタッフ一同、とても驚きました。練習後、全体で子どもたちに感想を聞くと、「今まで一番楽しかった!」と言っていました。”なすことによって学ぶ(Learning by Doing)”。スタッフも子どもたちから多くを学びます。流山グレイトホークスチーム全体が成長していることを実感しています。
5月から7月の約3ヵ月間で、”ラグビー未経験の子どもたちが楽しみながら試合ができる”レベルにまで引き上げることができたこと、指導できたことは、私たちスタッフにとってもかけがえのない経験と財産になりました。スタッフが楽しむことを徹底しながら、これからも子どもたち一人ひとりと向き合い、寄り添いながら、子どもたちが楽しめる環境と指導を追求していきます。
次回の練習は9月4日(月)17:00~18:10@江戸川大学駒木グラウンドです。
練習の様子
諦めずにナイスタックル!
ボール争奪のシーン(オーバーの練習はしていません)
果敢に勝負!
真剣勝負!