【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート 2023.9.4
失敗なんてない。勇気をもって一歩踏み出してみよう。
GREATHAWKS
本日の練習は午前中に雨が降ったため、蒸し暑く、暑さ指数(WBGT)は16:00時点で27.9℃でした。本日は夏休み後、初の全体練習でした(前回の練習は任意参加。)。
前回の練習では、自分の持っているチカラや練習してきたことを出し切っている子どもたちが少なかった印象を持ちました。そのため、本日の目標に「思いっきりプレーする!」を追加しました。練習開始前の全体集合の時に子どもたちに、「今持っているチカラや練習してきたことをまずはやってみよう。仲間に遠慮は必要ないよ。失敗なんてないし、怖くない。やってみよう!」と伝えました。
また、今回の練習では、ゲーム(試合)の前にオフロードパスの練習を行いました。テクニカルなスキルの練習ではなく、「捕まっても前進し続けること。それでもダメならボールを仲間に繋ぐために仲間を探してパスしてみよう。」というニュアンスを子どもたちに伝えました。オフロードパスの練習では子どもたちは難しいながらも挑戦していました。
流山グレイトホークスでは、コーチが現役時代に受けた指導を押し付けることは絶対にせず、子どもたちの自由な発想や行動を活かせるような指導を心がけています。子どもたちが自由にラグビーができるように、これからも子どもたちには”選択肢”を増やしてあげたいと思います。
※オフロードパス:相手にタックルされながら行うパスのこと。近年、国内外トップチームのラグビーの試合において、オフロードパスからの得点が多いことから注目されています。
今日のゲームは、7人対7人です。時間は前後半、7分ずつ。今日は、相手に捕まっても更に前に出ようとする子どもたちが多く、そのような勇敢なプレーを見た周りの子どもたちは刺激を受け、全員が真剣に積極的にプレーするような雰囲気になっていました。狭いスペースにトップスピードで走る子どももいれば、ステップを切って前進する子どもも見られ、良いシーンが沢山ありました。また、全員が最後まで諦めないで相手を追いかけていたことも印象的でした。コーチから言われる前に、子どもたちどうしで改善することをしっかりと話し合っていました。ルールも少しずつ覚えるようになり、レフリーが説明する時間も短くなりました。
今日のゲームの課題は、「低くタックルすること」でした。2,3人の子どもたちが低くタックルしていましたが、ほとんどの子どもたちが手で相手の上半身を捕まえるようなタックルをしていました。最後の全体集合の時に、子どもたちに「何ができるようになったらゲームが楽しくなりますか?」と聞きました。「パスができた方がもっと楽しくなる。」「タックルしてもすぐに倒せなかった。」と子どもたちが自分たちの言葉で話してくれました。「コーチも現役の時にタックルするのがとても怖かったです。みんなはどう?正直に、タックルするのが怖い人いますか?」と聞きました。約半数の子どもたちが手をあげていました。「基本の練習をたくさんしたら怖くなくなる。仲間が頑張っているのを見ていると怖くなくなる。少しでも勇気をもって一歩だけでもいいから前に踏み出そう。」とコーチ陣から伝えました。子どもたちとコーチ陣が向き合う、とても良い時間となりました。
次回の練習は9月11日(月)17:00~18:10@江戸川大学駒木グラウンドです。ラグビーを楽しみましょう!
練習の様子