【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート 2023.9.11

自分にしかない強みが必ずある。自分の強みをだそう。

GREATHAWKS

 本日の練習も前回に続きとても蒸し暑く、暑さ指数(WBGT)は16:00時点で28.4℃でした。

本日は元ラグビー7人制日本代表でグレイトホークスのハイパフォーマンスデザイナーの首藤氏によるフィジカルトレーニングをゲーム前に実施しました。10分間という短い間のフィジカルトレーニング。約30mの距離を首藤さんと子どもたち全員の競争。子どもたちの内、1人でも首藤さんに勝てれば良いというシンプルなルール。勿論、勝てるわけがないのですが、2回目は捕まえる等して首藤さんを止めても良しとし、同様に競争。子どもたちに作戦タイムを与えて3回程勝負をしました。止める役、走り切る役等を子どもたちが集まって決めていました。手をつないで邪魔をする等の発想をした子どもたちも。
子どもたちを惹きつけ、1人で子どもたち全員を笑顔にするチカラ。現役時代の首藤さんよりもキレキレに感じました。子どもたちは目をキラキラさせて首藤さんとの真剣勝負を楽しんでいました。

 グレイトホークスには、目標やできたこと/できなかったこと、友達の良いプレー等を毎回の練習で書いているラグビーノートがあります(ラグビーノートの目的等の詳細は割愛。)。先週、第1クール(4月~7月までの練習)分のラグビーノートにコーチからの一言メッセージをそえて、子どもたち全員に返しました。コーチからのメッセージには、子どもたち個々人の”強み”が書かれています。子どもたちが自信を持って自分の強みを試合で出してほしいと思い、今日の目標は「自分の強みを出す!」としました。練習前の集合時にこのことを子どもたちに伝えました。

また、タックルとダウンボール(またはオフロードパス)をゲーム(試合)の前に練習しました。ゲームの前に安全面の確認(勿論、スキルの確認も)と意識づけをする目的です。実際の試合で良いタックルやボールコントロールができるように習慣にしたいと思っています。初めて体験に来てくれたお子さまもゆっくりのスピードで確認をしたため、理解し、カラダを一生懸命動かして覚えていました。

 今日のゲームは、6人対6人です。4チームを作り、7分を3回行いました。チーム編成は学年でまとめるのではなく、混合チームを編成。最初の試合は、皆、遠慮していたのか、スピードもゆっくり、タックルも低く入ることがなかったです。レフリーとコーチ陣が少しずつスピードも強さも上げていくように促していきました。結果、3本目のゲームは、正に真剣勝負になりました。それぞれの休みの時間で良かったこと/改善が必要なことを子どもたちだけで話合ってもらいました。「XX君がすごかった。あんな感じで思い切って攻めよう。」「俺自身もできたんだから、皆もできる!」「タックルは低く入らないとダメ。頑張ろう!」等の声がありました。本日の目標についても、ゲーム前と話し合い中の時にコーチから呼びかけて意識してもらいました。

 今日のゲームの課題は前回同様に「タックルを低く入ること」「オーバー(スイープ)を覚えること」「声を掛け合ってチーム全員で何か1つを取り組むこと」の3つです。特に、「タックル」は、前回同様の課題で低く入ることができていません。数名の子どもはタックルに自信があり、積極的に試みていましたが、やはり意識しないとできない様子が伺えました。スキルの練習をすることでカラダで覚えることも重要ですし、コーチの説明により頭でも覚えることも重要なので、双方でコーチングを続けていきたいと思います。次回の練習にとりいれます。

 来週9月18日(月)は祝日のためお休みです。次回の練習は9月25日(月)17:00~18:10@江戸川大学駒木グラウンドです。ラグビーを楽しみましょう!

練習の様子

首藤さんとの真剣勝負!
全力ダッシュ前
ボールを持ってステップかヒットか!?
積極的に攻めてペナルティー!?
練習後の光景。この時間も楽しそう!