【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート 2023.11.20
少しでも前に 勇気をだして大きい相手にも立ち向かおう
GREAT HAWKS
今日は強風の中、練習を実施しました。グラウンドの上に置くマーカー等全てのものが飛ばされる位の強い風でした。
本日は、NECグリーンロケッツ東葛の森田さん、流山グレイトホークス(タグチーム)の柳澤コーチ、同チームの植本コーチに参加してもらいました。
本日の目標は「パスをしてトライをとる!」「正しい肩でタックルをする!」の2つとしました。本来目的は1つの方が良いのですが、子どもたちに得意不得意があるかと思うので、アタックとディフェンスで意識してほしいことを目標にしました。
ランニングは、前回同様にジグザグ走をしました。前に置かれた複数のマーカー(風に飛ばされない平なラインマーカー)を回り、ジグザグ走るのですが、だらだら走るのではなく、切り返し(マーカーを回る時)を意識してもらいました。目的は「自分のカラダの動かし方を知り、足を意識して動かすこと」です。1回の総距離は約50mで、1人5本実施しました。
半数の子どもたちは頭で意識したことをカラダで表現することができていたのですが、半数の子どもたちは意識しようとしているのですがカラダと頭が連動できていない様子が伺えました。自分が意識したとおりにカラダを動かすことは、簡単なようで実は難しいのですが、トレーニングで全員ができるようになります。ラグビー以外のスポーツにも活きてくると思いますので、継続してフィジカルトレーニングは続けていきたいと思います。
パスゲームは恒例になってきました。「パスゲーム」と言えばもうルールの説明もしなくてもよい位、子どもたちは慣れてきました。目的は前回同様です。このメニューは継続して実施することで効果が出ています。真剣に実施する子どもたちはフィジカル面でも負荷がかかり、終わった後はグラウンドに倒れ込む子どもも多いくらいです。日に日にパスミスが無くなっていること、普段声を出さない子どもも声を出すようになっていること、空いているスペースに走ってボールを繋いでいること、等収穫はたくさんあります。次回以降の練習は、タックルやオーバーをメインにしていきたいと思っていますが、パススキルの向上を目指しメニューも考えていきたいと思います。
本日も子どもたちにチーム目標を決めてもらいました。
①パスのかけ声をする!怖がらずにタックルする!(高学年チーム)
②反則は5回まで!自分で決めた数のタックルをする!(高学年チーム)
③1人1回トライをとる!(中学年チーム)
④肩でタックルをする!1人1回トライをとる!(中学年チーム)
本日のゲームは、今まで最も多いタックルとパスがあった印象で、もっともラグビーのゲームらしいゲームになった、と感じました。まず、全員の子どもたちが、自分なりに勇気を出してタックルをしようとしていたことが随所に現れ、とても素晴らしかったです。勿論、タックルに行く前に失速してタックルできない子どももいましたが、それでも前で止めようと最初の一歩足が前に出ていました。
高学年のチームには体が大きい中学1年生が1人いるのですが、中学生を皆で倒そうと勇気をだしてタックルに行く姿にコーチはとても感動させられました。
また、パスミスも劇的に減り、1回のプレーでパスが2回以上続くシーンが増えてきました。タックルされてからのパスも、自分でボディーコントロールをした上でしっかり仲間にパスをしていました。プレー中の声もプレーが止まっている時の仲間との会話も増え、短い時間で仲間と一緒になんとか問題を解決しようと必死になっている様子が伺えました。活気も出てきています。
チームの目標を達成できたかを全員確認したところ、約3割が達成できたとのことでした。高学年の子どもたちには、「課題を見つけたらどうしたら解決できるか、どうしたら上手くなれるかを自分で考えて練習するようにしよう。」と伝えました。自分自身が努力しないとトッププレーヤーにはなれないことも伝えました。子どもたちがこの話を真剣に聴いていたのが印象的でした。
NECグリーンロケッツ東葛の森田さんからも、「今まで見てきた中で一番タックルしていた。この数か月でかなり成長している。」とコメントを頂きました。
次回の練習は11月27日(月)17:30@江戸川大学駒木グラウンドです。ラグビーを楽しみましょう!