【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート 2024.04.15.
本日はNECグリーンロケッツ東葛から森田さん、流山グレイトホークスタグラグビーチームから、植本コーチ、秋山コーチが参加しました。本日の目標は「動き続ける!」としました。全員が自分の強みを活かせるように、頭も身体も動かしつづけてほしいと思い設定しました。
当初予定していた『ジグザグ走』は、『30秒シャトルラン』に変更しました。センターラインに全員が一列に並び、笛の合図でゴールラインに向かって走ります。次の笛の合図ですぐに反対方向に向かって走ります。笛の合図ですぐに反応して、すぐにダッシュする。これを1回合計30秒とし、3回実施しました。途中に30秒の休憩を入れて実施しました。
『30秒シャトルラン』でも子どもたちの性格が出ました。苦手なメニュー、嫌なメニューと感じる子どもたちもいて、真剣に走らない子どもだちがいるのも確認できましたが、コーチから名指しで声をかけられると真剣に走りました。一方で、最初からトップスピードで走る子どもが多く、コーチ陣に”伸びしろ”を感じさせてくれました。このような小さなことでも真剣に取り組む姿勢を育んでいけるようにコーチ陣も努力していきたいと考えています。
『カラータッチフット』は、前回の練習で実施したボールゲームと似ています。グラウンド1/4の広さの中で2チームが対戦します。赤・青・黄・緑のマーカーで円を作り、そのマーカーの円までボールを運んだら得点となるゲームです。ボールを持っている人は動けず、ボールを前に投げてもOKのルールです。ボールを持っていないチームはディフェンスをするのですが、ボールを持っている人には触れることができません。レフリーがボールを持っているチームに対して、カラーの色を伝えるので、そのカラーを目指してボールを運びます。攻守交替となったら、その都度レフリーが別のカラーの色を伝え、ゴールが変わります。
今までのボールゲームと比べると、目指す方向がコロコロ変わるので、考える要素が増えること、子どもたちの動きが多くなること、全員の子どもにボールに触れる機会が多くなること等が加わり、子どもたちから積極的な声が出て、盛り上がりました。今日の目標の『動き続ける!』にも関連していますが、ほぼ全員の子どもたちが積極的に動き、声を出していたのが印象的でした。子どもたちも楽しそうにしていたので、今後も取り入れていきたいと思っています。
ゲームは、中学生チームはスペシャルメニューでした。ボールの争奪、4対2のアタックディフェンス、2対2のブレイクダウン(コンタクトプレー)等の練習を行いました。ハードなトレーニングとなりますが、流山グレイトホークスの中学生は、現在、専修大学松戸中学校のラグビー部の練習に参加させて頂いていますので、足りないスキルや伸ばしたいスキルをこの場でトレーニングをしています。1名の中学生の子どもは、専修大学松戸中学校の公式戦にも出場できるように保護者が通学する学校と話し合い、実現できるところまできています。2020年までは流山市にラグビーチームは存在していなかったので、この取り組みはおそらく市初の快挙となりそうです!是非、流山市で応援し、支援していきたいと思っています。
小学生高学年チームは、スピードもパワーもついてきたので、非常に見ごたえがあります。アタック面は、パスの意識も持っていて、ボールの展開も多くみられました。個人で勝負するシーンも勿論多くあり、総じてラグビーらしくなってきたように感じます。今後はパスのスキル、タックルやオーバーのスキルアップを目指したいと思っています。また、声を出さないと味方に自分の意思を伝えられないので、声の出し方やタイミングについても指導していきたいと思います。
小学生中学年チームは、全員がボールを持つと積極的に走るのが特徴です。ディフェンスにおいても真剣に相手を止めようと立ち向かっていきます。このような子どもたちが多いのが特徴ですが、それらの特徴を持つ子どもたちに感化された他の子どもたちも一生懸命、目の前のプレーに集中しています。純粋にラグビーを楽しむ姿勢がとても素晴らしいです。教えても吸収が早いので、これからが楽しみです。
次回の練習は、4月22日(月)17:00@江戸川大学駒木グラウンドです。
※なお、5月中旬頃から、江戸川大学のチームがグラウンドを半面使用することになり、流山グレイトホークスのグラウンドは半面の使用になります。今までも実際は半面使用でしたので練習内容は不変ではありますが、同じタイミングで他の団体が使用することになりますので、予めご了承ください。