【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2024.04.22.
本日の目標は『パススキルの向上』としました。この数週間はパススキルを習得することを子どもたち全員に意識して取り組んで頂きたいと考えています。
本日はNECグリーンロケッツ東葛から森田さん、流山グレイトホークスタグチームから、植本コーチ、秋山コーチが参加しました。
『パス・バトル』は、少し深い位置にいる仲間に止まってパスをするゲームです。5人程度が等間隔&同じ深さの位置にポジショニングし、待機している状態からスタートです。2チームが競い合い、速くパスをできた方が勝ちというシンプルなルールです。はじめはパスの早さを競い合い、次にパスを受けるそれぞれのアタックプレーヤーの前にそれぞれ1名のディフェンスを立たせ、ディフェンスプレーヤーにタッチされる前に素早くパスを最後の仲間まで回せるかを競い合いました。アタックプレーヤーとディフェンスプレーヤーとの距離は奥になればなるほど遠く設定をしました。
『パス・バトル』の目的は、シンプルにゲームでパスを意識して使えるようにすることです。子どもたちに大切なポイントを聴くと、「声を出す」「おにぎり(ハンズアップをする)」「フォロースルー(パスする際に腕の動き)」と回答がありました。どれも正解で素晴らしかったです。ディフェンス付きのパス・バトルを実際にやってみると3回に1回成功するチームがいた結果になりました。「プレッシャーがかかっている状態でも相手がとりやすいように丁寧にパスをする」ことが必要だと、子どもたちは実際に体験し学べたと思います。パスの練習はさらに基本に立ち戻り、短い時間でも実施するようにします。ご家庭でも是非お付き合い頂けたらと思います。
『タッチフット』はパスをフルコンタクト(実際のゲーム)の前に試合感覚で実施することを目的に実施しました。”1回のアタックにパスは最低2回すること”のルールを付けて実施しました。皆、それぞれに楽しんでいました。実際のゲームよりもタッチフットを好むお子さまも多いので、タッチフットは全員が楽しそうに実施していました。パスの習慣やタイミング等を遊び感覚で覚えていってほしいと思っています。
これらのパスの練習の後の『ゲーム』は、計画通りパスが最も多かったゲームとなりました。どのチームもパスを意識して実施できました。勿論、個人で勝負したい子どもも多く積極的に勝負をしにいっていましたが、そのような子どもでもパスが必ずありました。パスの選択肢を持ちながら勝負をすることができたらベストです。また、”大きなパスの声”を出せるように、コーチは個別に声をかけていきたいと思いました。
本日から、中学生は18:15~19:30の時間に変更となりました。NECグリーンロケッツ東葛の森田さん、門馬コーチ、佐川コーチ、植本コーチ、秋山コーチからたっぷり指導を受けていました。とても贅沢な中学生です(笑)。基本姿勢の習得、パススキルの向上、実践形式のブレイクダウン(オーバー等)の練習に取り組みました。
来週月曜日4月29日と5月6日は祝日のため、練習はありません。次回の練習は、5月13日(月)@江戸川大学駒木グラウンドです。小学生は17:00スタート、中学生は18:15スタートです。