【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2024.05.21

 本日は、NECグリーンロケッツ東葛から森田さん、ハイパフォーマンスデザイナーの首藤さん、流山ラグビークラブグレイトホークスタグチームから松下さんと秋山さんが参加しました。本日の目標は『スペースにボールを運ぶ』としました。

 本日は定期的に測定している『ブロンコ・テスト』を実施しました。毎回子どもたちには「競争が目的ではなく、自分自身がどれだけ成長したか、頑張ったかをはかるものであり、一生懸命に走ること」と伝えています。

 『ランパス』は前回と同様です。本来はトップスピードで走りながらパスをするものですが、まずは走っているプレーヤーにパスすることを主眼に置き、取り組んでいます。

 

 

 『チームラン』は今回初めて取り入れました。本日の目的の『スペースにボールを運ぶ』練習です。アタックの練習です。ボールをパスできるように、あらかじめ各色の①マーカーが等間隔に置かれています(バックスのラインのように、マーカーの間隔は、横は等間隔、縦は少し後ろの位置にそれぞれの色のマーカーを置いている)。置かれている①マーカーの正面に同じ色の②マーカーが置かれています。子どもたちは、まず①のマーカーに立ち、そこからスタートです。5色あるので、5人がラインを作ってからスタートです。コンタクトダミーを持ったコーチが色を伝えたら、その色まで止まったままでパスをしてボールを運びます。指定された色のマーカーにいる子どもがボールを持ったら、目の前にある②マーカーを目指して真っすぐ走ります。目の前にコーチが立っているのでコーチ相手に”ヒット&ドライブ”、その後の子どもたちが”オーバー”して、その後はパスで繋ぎランパスをします。
 『チームラン』のルールの理解は全員ができていました。初めての練習ということもあり最初は戸惑っている様子がありましたが、すぐに理解し、パスを早く回そうと一生懸命プレーをしていました。スペースを見つける意識を、パスをつなぐ意識をつけるための練習です。
 その後のオーバー、ランパスについては、全員が理解していなかったため、なぜオーバーが必要なのかを中学年チームには説明を行いました。また、オーバーの役割の人、パスをつなぐ役割の人、ボールを運んだ後の役割を決めきれず迷っている様子がありました。この練習以外においても言えることですが、全般的に声の出し方がわからない子どもたちが多い印象を持ちました。『チームラン』等、ある程度連続的な動きのある練習の中で、一般的なプレーの流れのイメージをもってもらうことを今後は検討していきます。その動きの中で個々人の課題を見つけてもらうようにしていきます。また、パススキルに個人差が出てきていますので、基礎のパス練習も取り入れていく予定です。

 ゲームはいつも通り白熱した展開となりました。パスをして仲間にボールを繋ぐ意識は相当に高くなっています。毎週17:40頃からゲーム(試合)をしていますので、是非、お時間ある方は見学にいらしてください。

 次回の練習は、5月27日(月)17:00@江戸川大学駒木グラウンドです。引き続きよろしくお願いいたします。