【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2024.06.03
本日の目標は『広いスペースにボールを運ぶ』です。前回まで練習してきたパスの成果を実践で活かしてほしいため、この目標にしました。
本日は、NECグリーンロケッツ東葛から森田さん、流山グレイトホークスタグチームから松下さん、柳澤さん、安島さん、秋山さん、中村さんが参加されました。
練習開始直後に雷が鳴ったため一時中断しましたが、その後小雨に切り替わり、天候が落ち着いてきたため、練習を再開させました。
『ジグザグ走』はその名の通りジグザグ走るランニングメニューです。ボールを持ち走りますが、子どもたちと約束を2つしました。1つは手を抜かず一生懸命走ること、1つはマーカーの外側をしっかり周ること、です。コーチが直接声をかけ続けたため、この2つの約束を全員が守ることができました。とても素晴らしかったです。”やればできる”ことを全員が証明してくれました。
『クイック・パス』は本日の目標でもある、ボールを早く外側いるプレーヤーにパスをして、広いスペースを有効活用することを目的に実施しました。アタックは3人、ディフェンスは2人。ディフェンスはアタックの1人目と2人目の前にうつ伏せに寝ている状態でスタートします。2人目までしかディフェンスできないルールです。コーチの合図でアタックの1人目は2人目にパスをします。コーチの合図と共にディフェンスはスタートし、アタック側の攻撃を阻止します。アタックの2人目が、素早く3人目にパスをすることが重要です。最初はぎこちなく何とかパスができる状態でした。コーチから、絶対にトライをとらなければいけない場面であることを伝え、その上で、「パスする人は、どの場所にパスをしたら一番抜けると思う?」「パスをもらう人は、止まってボールをもらって抜けると思う?」という質問を投げかけ、子どもたち自身に考えてもらいました。子どもたちはすぐに理解して実践していました。いっきに成長しました。次回も続けて練習をしたいと思います。
本日『ゲーム』は過去最高と言っても過言ではないほど高いレベルの試合展開となりました。アタック面ではボールも良く動き繋ぐ意識が高く、また、相手に捕まっても足を動かし少しでも前にでる意識を持つ子どもたちが多くなってきました。ディフェンス面ではタックルの低さも強度も今まで以上に上がってきています。子どもたち個々人にそれぞれの課題がみえてきていますので、コーチからは個別に話をしていきたいと思います。
中学生の練習は、NECグリーンロケッツ東葛の森田さんが中心となり、コーチングをしています。とても素晴らしいコーチングで、子どもたちに常に”理解し、考えること”を徹底的に指導しています。刻々と変化する状況を把握し、判断し、仲間に伝える。とてもシンプルだけど難しいこと、難しそうに見えることをシンプルに考えることを子どもたちに伝えていました。
次回の練習は、6月10日(月)17:00(小学生)、18:15(中学生)、@江戸川大学駒木グラウンドです。