【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2024.06.10

 本日の目標は、前回の練習と同様『広いスペースにボールをはこぶ!』としました。子どもたちのパスに対する意識が高くなっていますので、継続した目標としました。本日もNECグリーンロケッツ東葛の森田さん、ハイパフォーマンスデザイナーの首藤さん、流山グレイトホークスタグラグビーチームから秋山コーチが参加しました。

 『コンタクト・フィットネス』は、4チームに分かれて実施しました。等間隔に並べられたマーカーにうつ伏せになり、コーチの笛の合図で5m離れた目の前のマーカーまでダッシュ、そこでうつ伏せをします。これを笛が再度鳴るまで繰り返すのですが、1人1回はハンドダミーを持つコーチからボールを受け取りコーチにヒットし(当たり)、ドライブ(足を動かし前進)、倒れてボールを置いて(ダウンボール)、またすぐ立ち上がるということを繰り返し行いました。もしかしたら、今まで一番ハードなランニングメニューだったかもしれません。前回同様に子どもたちと2つ約束をしました。1つは『手を抜かず全力で取り組むこと』、もう1つは『コーチに思いっきり当たること』です。一人ひとりコーチからの声掛けができ、みな一生懸命やり切っていました。とても素晴らしかったです。

 『2対1パス』は、前回同様です。①ボールをパスするプレーヤーと②ボールをキャッチするプレーヤー、それぞれ重要なポイントを子どもたちに聞きました。①の重要なことは”真横にパスをすること”と子どもたちは教えてくれました。”後ろ”でも、”少し後ろ”でもなく、”真横”がポイントであると。この2対1のシチュエーションは絶対にトライをとらないといけません。後ろにパスをしたら相手ディフェンスがさらに追いかけてくるので捕まることを子どもたちはよく理解しています。②の重要なことは、”トップスピードで駆け抜けること”と教えてくれました。正にその通りです。これらのポイントを頭で理解した上で、実践しました。全体的に実践的なパススキルは高くなっていると感じています。

 『ゲーム』は、高学年と中学年共にどんどんレベルが高くなってきています。具体的には、パスのタイミングや精度が上達していること、勇気をもってタックルにいくシーンが多くなっていること(全員が真剣に取り組み少しでも改善がみられること)、です。流山グレイトホークスは、ゲーム(試合)をしながらその場でレフリー(コーチ)が指導する点が特徴的です。子どもたちには、まずは実践、チャレンジしてもらうことが大切だと考えています。自分が実践したこと、実践できなかったことを、その場でコーチからレビューをもらえるので、積極的なプレーができてきているように感じています。

 次回は、市川ラグビー少年団 [ りとるキング ]さんと合同練習&試合です。中学生は、クボタスピアーズグラウンドで交流試合となります。詳細は会員アプリ『BAND』で共有していますので、ご確認よろしくお願いいたします。